勧める勇気も時には大切ですね

昨年末から定期的に来られている方

 

2年前から右手にシビレがあるそうです。

以前に整形外科で診てもらったら

肘のところで圧迫されているのが原因と言われたそうです。

手を使う仕事だったから

仕事を辞めて負担がかからないように

しているとシビレが治まると言われて

2年間、仕事を辞めていたけど、

シビレは治まらなかったそうです。

 

最初に訪れた時は

歩くのが困難なくらいの腰痛で、

まず腰痛のケアを優先し

だいぶ腰の状態も落ち着いてきたので

手のシビレについて話を聞いて

いろいろと右手の様子をみていたら

当初に聞いていたよりも

シビレや感覚異常のエリアが広く

何となく気になったので、

一度、脳外科に行って

検査を受けることをススメたけど、

ご本人は痛みがあるわけじゃないし…

ちょっとシビレているだけだからと言って

なかなか受診する様子がなかったけど、

何度もしつこく行くように勧めていたら

先日ようやく観念して脳外科に行ってくれたそうです。

検査の結果は何と!

脳動脈瘤があったそうです。

手のシビレとは関係は無かったそうですが、

動脈瘤の大きさが少し大きくなっているから

近々、手術をしたほうが良いと言われたそうです。

 

今回は手のシビレとの関係がなかったけど

とにかく何か違和感を感じたら

病院で検査することを

勧める大切さを、改めて感じさせられました。

佇んでいる写真