今日は、首から肩にかけての痛みがあると言って
女性の方が来られました。
3月に前のめりに転倒してしまった際に
両手をついたそうです。
それから、首に痛みがでるようになって
だんだんと右肩あたりまで痛みがでるようになったそうです。
そして夏頃は、右手を挙げる時に
途中で力が入らなくなり、
左手で支えないと手を上に挙げることができなくなったそうです。
病院で首の痛みを診てもらったら、
特に首に問題はないと診断され
鎮痛剤を処方されけど一向に痛みが引かないので、
友人の紹介で整骨院に行ったら
最初は首の矯正で症状が軽くなった感じだったので、
もう一度行ったら
今度は首の矯正を受けたら
逆に痛みが強くなって首を後ろに反らすのも困難に
なってしまったとのことです。
まずカウンセリングで話を聞いていると
首の問題より
転倒した際に手をついたけど
手首を適切に処置されていないことが気になり
検査で右手首の状態を調べたら
舟状骨に歪みがありました。
舟状骨を触れ確認してみると
ある方向に動かすと、
首から右肩にかけ痛みが再現されました。
なので、
舟状骨を適切な方向へ矯正し
さらに、転倒した際に影響を受けていた
右側の第3肋骨の動きをつける矯正をすると
首から肩の痛みが軽減と
首を後ろに反らすことが出来るように
状態が変化しました。
首や肩が痛いからといって、
原因がそこにあるとは限らないです。
皆さんもお気をつけください。
